>>132
>そうなると従業員も外人だらけになって二流の洋ゲーしか作れなくなっていくだけ
>今は『日本人特有の作り込み細かさ』という遺産を食い潰しているだけなのが和サード

先月にナショジオの番組で「日本ゲーム産業の復権」なんてのをやっていて、その番組では

・日本は80年代から90年代にかけて世界のゲーム産業で支配的地位にあったが、00年代以降主導権を欧米に奪われる
・そして2010年代中期には日本ゲームの世界シェアは10%にまで下落したが、2010年代末期になると反攻に転じ始め、
 欧米の流行りの洋ゲーの出来の悪い模倣ではない、日本らしさを生かしたヒット作が連発している・・

という内容でしたな。

かって00年代の急速な日本ゲーム凋落の大きな要因であった「ネトゲの開発能力と社会基盤が無い」も2010年代後半には
ほぼ解消され、スマホの普及と連動したソシャゲの興隆が新たな市場を作り出しました。

そして日本のソフト会社が欧米ほどPS3やX箱の開発ツールを使いこなせなかった事も、凋落の大きな要因でしたが、
PS4の後期やPS5の頃になるとツールも整備され現場のスキルも向上したので、開発体制が格段に効率化。

そしてここ数年国内外でヒットした日本のゲームは、その多くが洋ゲーの文脈ではなく明確に日本の価値観文化を
背景に作られていて、なおかつヒットできたのだから、勇次郎の言う所のコレです。
https://pbs.twimg.com/media/Fss29gBaEAIoqZK.png

その番組内でも最後の方で言及していましたが、所謂VRゲームがこの先台頭してくるのは時間の問題であるから、
既に開発を進める日本のゲーム会社がどのようなコンテンツを生み出し、VR時代の主導権を握れるのか興味深いと〆ました。