その理由を軍将校はこう見ている。軍は軍備を節約しており、突撃に必要な数の戦車、BMP、迫撃砲を確保するのは極めて難しい。アサルトライフルと最小限の重火器だけで武装した直線小銃部隊が攻撃に駆り出されることもしばしばだ。

彼はこの状況を、重装備を節約する姿勢のせいだと考えている。

「車両がやられたら、4両で200枚ほどの報告書を書いて送ることになる......。死者1人なら、2枚の紙に記入するだけ」とプロシンスキーは言う。プロシンスキーによれば、このような官僚主義のために、軍隊は "UPA"-"Ukrainian Papper Army "と呼ばれているという。

同時に、軍隊では小火器の弾薬さえ不足しているという。