http://www.hattorimichitaka.net/archives/57766128.html

> 高い財政赤字の穴埋めも、ルーブル下落が生み出すインフレ期待も、コストを伴う。外的な支えがなければ、ルーブルは下落を続け、物価上昇圧力、すなわちインフレに繋がるだろう。急激な為替変動から契約を守る手段、すなわちヘッジ手段をほとんど持たない輸入業者は、為替下落を織り込んで事業を行わざるをえなくなり、それが輸入品の販売価格に跳ね返ることになるだろうと、エフスティフィエフは警告する。

> 国内生産を発展させるには、有能な経営者に加え、数百万人規模の労働力の余剰が必要だが、現在のロシアにはそれがない。また、ロシアでの外貨換算給与が毎月減少しているため、中央アジアの人々を労働力としてロシアに惹きつけることも難しい。制裁により、世界の中で最も大きく支払い能力のある先進国市場に、ロシアは輸出ができなくなった。他方、途上国のバイヤーは、バーゲン価格でしか、ロシアの原材料に興味を示さない。したがって、ロシアの輸出ポテンシャルは、現時点では期待できない。

バカみたいな金利と労働力の不足の賃金上昇でインフレが加速、輸入品が値上がりしジジババの年金は紙屑に山コースまっしぐら。70ドル程度の原油価格じゃ2倍になった軍事費を支えきれない。国民の富は何の経済発展にも寄与しないキンジャールとなってウクライナのアパートを壊すだけに使われる。