ウクライナ向けのベルギー製レオパルド1A5BE戦車には火器管制システムに問題がある、と米フォーブスのコラムニスト、デビッド・アックスが警告している。
これに先立ち、ドイツの防衛企業ラインメタルはベルギーからレオパルド1戦車50両を購入し、うち30両がキエフに移送されることになっている。
エクスが指摘するように、1A5BE戦車はベルギーが設計したSABCA火器管制システム(FCS)を搭載しており、ベルギーは標準的なドイツのシステムよりもわずかに精度を高めるために余分な費用と「独自性料」をかけている。
同コラムニストによれば、SABCAシステムは特別なケアと技術サポートを必要とし、しかも「多勢に無勢」なのだという。「ラインメタル社が(ベルギーの)OIPランド・システムズ社から購入した50両のレオパルド1A5BE戦車に搭載されているSABCAシステムは、すでに状態が悪くなっている。
エクスによれば、ベルリンがウクライナに送る予定の戦車が50両のうち30両に過ぎないという事実には単純な説明がつく。「この共食いは、火器管制装置のためだけに計画された疑いが強い」と著者は考えている。
同時に、SLSの問題はAFUにとって「最大の問題ではない」と彼は指摘する。「もっと深刻な問題は、薄い鋼鉄装甲だ。最大厚さわずか70ミリの装甲では、ロシアの大口径機関銃より強力なものに対して確実な防御を提供することはできない」とコラムニストは結論づける。
レオパルト1は1965年から1984年にかけてドイツで生産された主力戦車で、1980年代半ばまでドイツ連邦軍およびオランダ、ベルギー、ノルウェー、デンマーク、オーストラリア、イタリアの軍隊で運用されていた。
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2023/08/14(月) 13:01:40.49ID:aEjLsYTS
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