公明党の山口那津男代表の訪中延期を受け、
政府・与党に衝撃が広がっている。

中国が東京電力福島第1原発の処理水の海洋放出に猛反発する中、
政府・与党内では山口氏の訪中をきっかけに対話の機運を醸成し、
日本産水産物の全面禁輸撤廃に向けて軟化を引き出すシナリオがささやかれていた。
訪中延期で楽観論はしぼみつつある。
 
「日中関係の今後の見通しは予断を許さない」。
外務省幹部は27日、こう語った。

https://www.jiji.com/sp/article?k=2023082700249&g=pol