もうすぐ停戦だな


反転攻勢に一定の成果で、米国がウクライナに停戦協議呼びかけか
https://news.yahoo.co.jp/articles/6971e36a5315f33ffe7716fab623abe8b6e39f8d

 もともと、欧州では「ウクライナにロシアとの交渉を促すべき」という立場の「和平派」と「ウクライナの徹底抗戦を支援すべき」という立場の「正義派」の2つの立場が対立している。

 そうした中、この7月から8月にかけて、2人の影響力のある人物から、ウクライナは領土を割譲してもロシアとの停戦を進めるべきだという提案がなされている。

 一つは、NATO(北大西洋条約機構)事務総長官房長(事務総長の首席補佐官的な役割)のスティアン・イェンセン氏の発言だ。
 解決策の一つとして、ウクライナが領土を放棄し、その見返りにNATO加盟国の資格を得るということもありうると述べた。

 もう一つは、前ウクライナ大統領府長官顧問オレクシー・アレストビッチ氏の提案である。
 ウクライナ全領土をキーウ側とロシアの間でそれぞれの実効支配地域ごとに分割し、
ウクライナ政府側がほぼ現状のまま全土の約80%、ロシアが約20%を占有することを前提として、ウクライナのNATO加盟が認められることを提案した。
 安保問題専門家であるアレストビッチ氏の言動は、世界中のウクライナ・ウォッチャーから注目されている。