ロシア国防省は30日、首都モスクワが同日早朝にウクライナのドローン(無人機)による攻撃を受けたと発表した。オフィスビル2棟が被害を受けたほか、ヴヌーコヴォ国際空港が一時的に閉鎖されたという。

ロシア国防省によると、モスクワ郊外西部オディンツォヴォでドローン1機を破壊したほか、2機を墜落させたものの、この2機が市内のオフィスビルに落下したという。

国防省は声明で、「テロ攻撃の試み」が「阻止された」と発表した。

モスクワのセルゲイ・ソビャーニン市長は、オフィスビル2棟の外壁が軽く損傷したと述べた。