京アニ放火犯の犯行理由は「自分の投稿小説を京アニに無断パクリされたと思い込んだから」と言われていましたが、今回の供述でその闇の深さと言うか
基地外っぷりが明らかになりもうツッコむ気分にもならない。

冒頭陳述詳報(上)「京アニ監督と恋愛関係」と妄想、過度な自尊心と指摘
産経 2023/9/5 15:40
(前略)
今回の事件の本質は、筋違いの恨みによる復讐。京アニ大賞に応募した渾身の力作を落選とされ、小説のアイデアまで京アニや同社所属のアニメーター
である女性監督に盗用されたと一方的に思い込み、京アニ社員も連帯責任で恨んだという、被告の自己愛的で他責的なパーソナリティーから責任を転嫁して
起こした事件。うまくいかないのは自分が悪いのではなく京アニが悪いと考えた。
(中略)
30代前半は派遣社員として再出発するも、人間関係がうまくいかずに職を転々とし、無職に。
このころ、京アニのアニメに感銘を受けて小説家を志した。
遅くともこのころからライトノベル小説を執筆し始め、ライトノベル業界や京アニの女性監督に共感するようになった。

ただ、執筆しても満足できずに消去を繰り返し、人生を悲観して自殺を考えるも、死にきれず投げやりになった
。ここでも不満をため込んで攻撃的になるパーソナリティーがみられる。
(中略)
小説の執筆を始めた後、2ちゃんねるの掲示板などで、有名な編集者や京アニの女性監督とやりとりをしていると誤解するようになった。
被告はやりとりを通じて編集者にほめられ、女性監督とは恋愛関係にあるという妄想を抱くようになった。過度な自尊心が要因と考えられる。

コンビニ強盗後には、掲示板で女性監督から「レイプ魔」と書き込まれて前科者であることを嘲笑されたと思い込み、投げやり感を強めた。
こうした妄想も疑り深いパーソナリティーがみられる。

また、掲示板に政治的な書き込みをした後に、ある政治家が死亡したことをきっかけに、公安から監視されているとの妄想も抱くようになった。(後略)
https://www.sankei.com/article/20230905-QYGQ5OHO6NITDABABUH5TYNTOI/