反転攻勢ロボティネ奪還 強固な防衛線を突破したウクライナ軍の戦いとは【報道1930】
https://news.yahoo.co.jp/articles/d9f67166892e7ae8a143cdda9ac3ad23a560d6b2
軍事アナリスト ゼルジニョフ氏
「ウクライナ戦争は『火砲の戦争』だと言われています。破壊された敵の火砲の数が多ければ多いほど、ロシア軍の利用できる火砲は少なくなります。対砲兵戦は敵の戦闘能力を低下させるのです」

軍事アナリスト ゼルジニョフ氏
「9年にわたって開発してきたソフトのおかげで火砲の設定は時間がかからなくなり、数10秒で攻撃が出来るようになりました。ロシア軍は攻撃を行った後、急いで別の場所に移動しようとしますが、その最中にウクライナ軍に攻撃されるので、逃げられないのです」

その結果、ロシア側からの砲撃が減り、地雷の除去が進みました。しかし、ロシア軍の地雷原は想像を超えたものでした。

「ロシア軍が設定した高密度の地雷原は、レズニコフ元国防大臣によると1平方メートルあたり5つの地雷があります」「地雷除去のための兵器が不足しているため、多くの場合は手作業で地雷を取り除いていました。『工兵は一生に1回だけ失敗できる』ということわざがあるぐらいなので、どれだけ危険な作業だったのか想像できると思います」

地雷を除去した後、ウクライナ軍は少人数の部隊で敵陣を襲撃。 ロシア軍の塹壕を攻略し、前進を続けたと言います。その時、あえて少人数の部隊を編成しましたが、それは、兵士の命を守るためでした。