なんというか・・・・・凄いな

東京・港区の区立中学、来年の修学旅行は揃ってシンガポール 費用増は区が負担
2023/9/8 08:00
ttps://www.sankei.com/article/20230908-V3AGTAVLLFABXCWSOHCGKBULQ4/
東京都港区は来年度の令和6年度から、区立中学校の修学旅行先を海外に統一する方針を決めた。
来年度の行き先はシンガポールの予定で、費用が増える分は区が負担する。
区によると、全ての公立中で海外修学旅行を行うのは都内で初めてで、全国的にも珍しいという。

今年度までの修学旅行先は京都・奈良や広島で、各家庭の負担は7万円台に収めていた。
シンガポールへの修学旅行は3泊5日で1人当たりの費用は約50万円となるが、
家庭負担はこれまでと同額程度に抑えた上で、差額は区が支出する。

港区には現在、区立中学校は10校あり、来年度に3年生に進級する予定の生徒は約760人。
関連予算は約5億1300万円となり、予算案を9月11日開会の9月定例議会に提案する。

港区は学校教育を通じた国際的な人材の育成に力を入れており、平成19年度からは児童・生徒の海外派遣事業を実施。
毎年、区立小学校の6年生と区立中学校の2年生の各40人がオーストラリアにホームステイしている。
ただ希望者が多く選考に漏れる児童・生徒もいることから、修学旅行の機会を活用することにした。

日本修学旅行協会は「学校数が少ない地方の自治体で修学旅行先が海外で統一されるケースはあるが、
全国の自治体の1%に満たない。港区は珍しい例なのではないか」としている。