中国が米テスラに“撤退圧力” 
企業が再考すべき「チャイナリスク」とは
9/8(金) 6:35配信
ITmedia ビジネスオンライン
https://news.yahoo.co.jp/articles/75c49d29839fed401db72beaed771c07c2a8b54d

中国のテスラ排除 ハイテクさが要因か
 こうした措置の理由は、テスラの特徴ともいえるそのハイテクさに原因がある。
テスラ車には安全走行や自動運転を実現するため、車体の外にいくつものカメラを搭載している。
そのカメラのおかげで、周囲の状況などを瞬時に把握できるわけだが、
そのカメラが周囲のさまざまなものを撮影してしまうために、
それが「スパイ行為」にあたると批判され始めているのだ。

外資企業から技術移転 政府の保護で急成長
 テスラと中国の事例を中心にここまで述べてきたが、両者の一連の動きと、
そこから見えてくる中国の手法をまとめておきたい。
まず、有名外資企業を何らかの特別待遇で中国国内に誘致する。
生産部品の一部を中国資本の現地企業に外注させるとともに、
外資企業に「技術協力」と称して、中国系企業に技術移転させる。
関わった企業は外資企業から教わった技術をベースに、割安で模倣品を作り上げ、競合になる。
ノウハウを搾り取った後は、国内法改正などで、もっともな理由を作り、撤退を促すというものだ。