各種メディアの報道によると、BRICSへの加盟には約30カ国が関心を示しており、うちアルジェリアが7月に申請するなど22カ国が正式に申請している。そのなかには「反米」といえない国も目立つと言う。Yahoo!ニュースに掲載された国際政治学者の六辻彰二氏の記事「プーチン欠席でも参加希望国が急増するBRICS首脳会議――標的は米ドル一強時代の終焉」にると、BRICS急拡大の背景には、中ロへの親近感というより、アメリカの政策に不信感を抱く国が増えていることがあげられるとし、たとえプーチンが欠席しても、もはやBRICSの求心力は押しとどめられない水準に達したとし、次のように述べている。 さらに重要なことは、BRICSがアメリカの牙城ともいうべきグローバル金融に切り込もうとしていることだ。南アフリカでのBRICS首脳会合では、ドルに代わる新たな決済手段の採用が合意されると見込まれている。BRICSのなかでも圧倒的に大きな経済力をもつ中国の人民元を土台にしたものになる公算が高い。これは国際取引における脱ドル化(de-dollarization)を進める動きといえるだと論じている。