GCAP情報を少しまとめ

・次期戦闘機の予算情報
- 次期戦闘機(その3) 基本設計 2022年度予算/2023年3月契約/2026年3月納期
- 次期戦闘機(その4) 基本設計 2023年度予算/2023年10月契約予定/2027年3月納期
- 次期戦闘機(その5(仮)) 基本設計 2024年度予算/-/-
- 日本のアビオニクステストベッドは2026年8月納期
- 「次期戦闘機等の試験は2027年3月まで」と今年夏の財務省資料

・DSEI2023周りの情報
- 三菱・BAE・レオナルドの三者が概念フェイズ要求のための協力協定を結んだ(三者共同)
- センサ・通信システムに関して商業的な議論とともに(ISANKE・ICS)のサブシステムがシステムレビューに合格した(Leonardo)
- センサ系に関してはハードウェアなど2025年半ばに決定、ワークシェア決定のためのJVを設立したい(DefenceNews)

・以上から
- (その4)が2023年10月契約なのは9月の合意を見越してのことと思われる
- 各国のアビオニクステストベッドには2025年までに決まった合意に基づいた機器が載る
- 2027年3月に何かのマイルストーンがあるらしい

自分は勝手に2027年3月に三菱重工が防衛省にF-35 AA-1的な飛行試験機を納入するなんて思ってる。

概念フェイズ要求が何を示すかよくわからない
日本防衛省がやっていた「構想設計」との違いがわからない
そのうち説明があるのだろうか。