テキーラの原料のリュウゼツランは花粉媒介をレッサーハナナガコウモリが担っている
砂漠で生物が少なく独特な形状からこのコウモリが蜜を吸うことでリュウゼツランは成り立っている
レッサーハナナガコウモリも高カロリーの蜜で生きている

テキーラ人気でリュウゼツランが乱伐され自生種はほぼ絶滅しレッサーハナナガコウモリも減少
1980年代には1000匹になりレッサーハナナガコウモリは絶滅寸前になる
メキシコは自然保護もヘチマもなかったが生息域はメキシコ国境付近のアメリカにもあった

国境付近の米軍基地や演習場でリュウゼツランが植えられ洞窟は米軍が巡回し厳重に守られた
この努力で2018年にはレッドリストから解除するまでにレッサーハナナガコウモリは回復した

高級テキーラで自生種使ったものがあるけど米軍の保護活動がなければ自生種は絶滅していた