https://news.yahoo.co.jp/articles/45c22ec3ff253ba1a95d7a38f51e97ae6e87395c
ロシアが占領するウクライナ南部クリミア半島のセバストポリにあるロシア海軍の
インフラをウクライナが攻撃し、揚陸艦と潜水艦が大きな損害を受けたようだ。
同海軍に多大な損失を与えたことはともかく、艦船を修理するのに使用される
大型の乾ドック施設が損傷したことで、黒海における同海軍の活動能力があやしまれる事態になっている。
乾ドックは船を浮かべ、それから水を抜いて船を修理することができる施設で、
海軍の戦力を維持する上で必要なものだ。重機械が複雑に組み合わさってできており、
簡単に修理できるものではない。米国は損傷したわけではない乾ドックを一新するために
数十億ドルを費やしている。攻撃による損傷の修復にかかる費用はかなりの額になるだろう。
ロシアが重要な軍事インフラの必要不可欠な施設を守れなかったことは驚くべき軍事的失敗であり、
ロシアの防空が不十分であるか機能していない、あるいはその両方であることを示唆している。
だが今回の攻撃はロシアが必死であることをはっきりとさせてもいる。
クリミア各地に何回か攻撃を受け、ロシアはドックが標的になる可能性が高いことを知っていた。
だが、そうした脅威にもかかわらず、重要な黒海艦隊を維持するためにドックを使い続けた。
ロシアには他に行き場所がないのだ。

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黒海艦隊のドックは他にノボロシスク港の浮きドックしかないらしい。占領したクリミアのドックが無ければ
艦隊運用も難しくなるとか、ロシア海軍は本気でやべーわ