ロシア政府は21日、ガソリンとディーゼル油の国外輸出を原則的に禁止する方針を発表した。
国内の燃料価格を安定させるための一時的な措置だとしている。

ロシア国内では、ウクライナ侵略が招いた世界的な原油価格の高騰などを背景に、ガソリンとディーゼル油の価格が上がっている。
米ブルームバーグ通信によると、年初から9月18日までにガソリンとディーゼル油の小売価格が9・4%上昇した。

ロシア政府としては、燃料の入手が困難な状況が続いて国民の不満が高まることを懸念しているとみられる。
ロイター通信によると、ロシア主導の経済圏に加盟しているベラルーシ、カザフスタン、アルメニア、キルギスには輸出禁止は適用されない。

https://www.yomiuri.co.jp/world/20230922-OYT1T50097/

来年の今頃もウクライナ戦争が続くようだと、ロシアも友好国にすら石油を輸出する余力が無くなっていそうだぞ。