現状のウクライナの進軍速度の低さを見るに、戦って領土全てを奪還するのは非現実的。同様にロシア軍がキエフまで進軍するのもありそうにない。

つまりどこかで停戦が行われ(実際に協定が結ばれるか、自然に暗黙の境界線が生じるか、どちらもありえる)、ウクライナが諦めるかロシアが諦めるかの話になるが、これは言い換えればウクライナとロシアのどちらが我慢比べて勝つか、ということになる。
さらに言えば、ウクライナが単独でロシアに抗することは無理なので、実際にはウクライナを支援する西側諸国とロシアの我慢比べだ。

ここで考えなければならないのは、ロシアの食料自給率とエネルギ自給率は100%を越えており、経済制裁をされようがインフレが起ころうが最低限の国民生活は破綻しないということ。そして権力に従順な国民性と軍部との一体性により反乱も期待できないことだ。

ロシアがこの戦争で得をするかというなら、それは無い。しかし勝つか負けるかで言えば勝つだろう。