アウディーイウカへのロシア軍の2000の攻撃は、従来のような威力偵察レベルではない。

アウディーイウカの戦況は、しばらく見ないと分からない。

重要なのは、
夏季のウクライナ軍の南部大攻勢(アゾフ海貫通作戦)が失敗したということ。

ロシア軍が大きめの攻勢に出たということは、少なくともロシア軍は、ウクライナ軍の南部の大攻勢が失敗ないし一段落したと判断している。

これまで、ウクライナ軍は兵士の数の優勢を有効に使ってきた。しかし、南部の攻勢の頓挫は、ウクライナ軍のやや強引な総動員に無理が生じてきたのではないか。

そうなるとアウディーイウカへのウクライナ軍の補充兵の供給も少なくなり、ロシア軍が攻勢できるかもと考えた可能性もある。