ドイツ軍やソ連軍みたいに機械化軍団が急速に進軍してくるに対応するには対戦車自走砲が有効なのは確かだが
日本軍がまず対応しなければならない米軍は大規模な牽引砲兵に支援させながら歩兵のテンポで進軍してくるタイプの軍隊であるので対戦車自走砲の有効性は限定的であり
むしろ対戦車砲と牽引車がバラバラにある方が生存性が高まり粘り強い防衛戦が可能というのが基本的な認識
であるので対戦車自走砲が日本軍にとってそこまで有効な兵器だったとはいいにくい