元々テンペストはXG240エンジンが本命。
が、現状では構成要素の単体の研究試作段階で、共通プラットホームによるGCAP機開発には間に合わない。
そしてXG240は日本側の要求性能に対して性能不足なので、仮に間に合ってもGCAP機には採用できない。
なら欧州勢としては、今後も戦闘機用エンジンを自前で確保し続けるつもりなら、完全に仕切り直してアメリカレベルの
大推力エンジンの開発を行わざるを得ない状況に陥っている。

欧州向けのGCAP機は、最初はXF9ベースの日本製エンジンを搭載し、新エンジンがものになったらプロックアップデートで
換装するという流れが最も現実的だな。