80年代の冷戦時代に、あの凶暴残虐なるソ連軍を中核とするワルシャワ条約機構軍を、NATOは何故、抑止できたか?
答えは「数」です。
西ドイツの膨大な戦略予備(予備役)が決め手でした。

ロシアの策現地は、どうしてもモスクワ周辺のロシア人人口密集地になる。そこからの欧州への戦力投射は時間がかかる。
そこをNATOは、空軍によるFOFAと、空陸によるエアランドバトルによりロシアの縦深戦力が欧州に到達するのを妨害、遮断する。

そうなると、西ドイツ陸軍の戦略予備の膨大な数がものを言う。
さすがに、隙を見せれば飛びかかってくるエテ公・ソ連軍も「レッドストームライジング」には踏み切れなかった。

「戦いは数だよ。ア・ニ・キ」