日本の政治勢力の系統は、明治維新後、自由民権運動等も経て
○皇族・華族系
○薩長藩閥系
○陸海軍含む官僚系
○地方勢力
・・・にだいたい色分けできる。
この内、藩閥系が維新の元老の老衰、暗殺、失脚とともに大正年間になると姿を消した。

そして、昭和の恐慌と世界大戦に伴う大政翼賛化により議会が有名無実化し、地方勢力の影響が衰退。
皇族・華族系+陸海軍含む官僚系が日本を世界大戦に引きずり込んだ。
首相の名前見れば嫌でも分かる。近衛文麿に東条英機。
この事実を、あまり世間は認知しない。

「皇族・華族系+官僚系」の権力が強くなり過ぎると危険なのですよ。
「慎重さ(プルーデンス)」が消えてヒステリックに暴走する。そういう傾向があります。