>>134の続き

(中編)
みずきがGKとしてサンフラワープリティーズに入団してからチームは見違えるように強くなった。
体は男児のみずきがゴールを守るようになりシュートをことごとくブロック出来るようになったのもあるし、
みずきが強いゴールキックを蹴るようになったおかげで攻撃ラインが前に上がり、またゴールキックが相手のゴールを割ることも何度もあり得点力が増した。
女の子とは思えないパワーと跳躍力で周りから驚かれることはあったが秘密はバレてない(はずだった)。
元々体は大きいものの、ママ似の可愛い顔と化粧品と怪しい薬?のおかげでみずきは女の子にしか見えなかったのもあるし、
みずきのアソコは小さいのもあるしママがアソコを縛って擬似性のおまんこを作っていた。
憧れのあおいちゃんとの距離も近くなりすべてがうまくいくと思ってたある日事件は起きた。
隣に少年サッカーの理事をしているおじさん(欽ちゃんに似てる)が住んでいる。
近所からは慕われてるが、同時に畏怖される存在でもあるが、僕はあまり好きではなかった。
試合の帰り、そのおっさんと会ったので挨拶だけして通り過ぎようとしたその時・・・
「みずきくん、いやみずきちゃんかな?実はねオッサン、君の秘密を知ってるんだよ?」
僕は胸がすくみ、逃げるように去ろうとしたがおじさんに手を掴まれる。
「なぁ、おやつ用意してあるし、家にこれから来いよ。」
逆らえるはずもなくおじさんの家に連れ込まれてしまう。
おじさんの家に入り、二階の洋室に連れて行かれる。洋室にはおやつはない代わりに見たこともないような変なものが並べられていた。
いや見たことがある。一度だけパパとママが夜に何かやっていたのだが、その時に使ってたような・・・
「ユニフォームに着替えてまたここに来なさい」
僕は何のこと?とトボけたが、何もかもバレているようで無駄だった。

「おじさんとゲームしような?ゲームに勝ったらお菓子もお小遣いも上げるし秘密をバラさないから。な?」と小声で囁かれて怯えたウサギのように部屋の隅でそそくさと着替え始めた。