>>442
4式戦を木製化したキ106ですね。試験飛行の際に主翼の下面が吹き飛んだとか。

もっとも、当時、木製機の設計・製造に関しては、世界のトップを走っていたであろうデ・ハヴィランドも、
東南アジア方面に展開したモスキートの接着剤の劣化に苦しめられてますが。
モスキートについては、高温多湿の環境に弱いカゼイン系接着剤ではなく、ユリア系接着剤を使用することで解決。
カゼイン系接着剤を使っていた機体で問題になっていた、木部のカビやキノコの発生も減ったので、
現場からは歓迎されたそうです。
ただこれ、ユリア系接着剤から発生する、ホルムアルデヒドの作用だよな……
人体にも有害なんだが、戦時にはいちいち気にしていられないか。