インドネシア高速鉄道が開通したが、中国側受注後の顛末がまとめられた面白い記事があった
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/67048

要約すると
・中国案は当初中国とインドネシアの国営企業による合弁会社が建設・運行を行い、インドネシア政府に一切の費用負担や債務保証を求めないものだった
・中国側は実態より大幅に低い見積で建設費を試算したが、資材を中国側からぼったくり価格で売りつけたため費用が大幅超過

インドネシア側は中国側に合弁会社への追加出資を求めるも拒否され結局公金を支出する羽目に
・出来上がった高速鉄道は距離が短くターミナル駅も不便であり赤字は必至、恐らく中国側は合弁会社への赤字補填の追加出資(事実上の融資)をする代わりに高速鉄道の設備をカタに取るだろう
・今後インドネシアが取るであろう手段は大赤字の高速鉄道を放棄して中国側に事実上接収させ不良債権を押し付けることだろう