深層NEWS【小泉悠×山下裕貴】

・簡単に言うとザポリージャ戦線の攻勢は専門的に言えば「頓挫」したということ
・ウクライナ側の作戦は中止、部隊の再編、人員の補充
・逆にロシア側は攻勢、戦いの主導権がロシア側に移りつつ有る
・この原因は南部戦線におけるウクライナ側の交戦能力不足、それに尽きる
・ロリア軍の工兵能力、短期間でこれだけの防御ラインを作り上げる能力を見くびっていた
・6月移行は上手く入ってないが、ウクライナ側が押していた
・それが段々それができなくなって、多くの戦況で防錆に回らざるを得ない状況になってる
・アウディーイウカは2014年にドネツクが独立しても、ウクライナ側がコントロールし続けた場所
・ここをロシア側は取ると象徴的な意味、戦術的にもメリットが有る
・プーチンとしてはバフムトに続いてアウディーイウカも取ったぞと、それで大統領選挙に突入する
・コークス工場は欧州最大、東京ドーム73個分と広大
・ウクライナ側はコークス工場を要塞化
・マリウポリでも製鉄所攻防戦があって、補給が続くかどうか
・ウクライナ側としては高台を取り戻すか、南の補給線を完全に確保するか
・包囲された場合、セベロドネツクでも同じで最終的には脱出させるしかない
・街を守っているのは2000人規模、旅団としては規模は小さい
・どこまで弾薬の備蓄が有るか、補給が頓挫すれば退却