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>話題にもならないけど「火の鳥 エデンの花」どうなんだろう?

今朝の産経が記事にしてるね

映画「火の鳥 エデンの花」 製作者と宮沢りえが語る「望郷編」と手塚治虫への思い 
産経 2023/11/4 07:00

漫画の神様、手塚治虫(1928~89年)が生涯かけて描き続けた大作シリーズ漫画「火の鳥」。
そのうちの1編「望郷編」を初めて長編アニメ映画化した「火の鳥 エデンの花」(西見祥示郎監督)が3日から、全国の映画館で公開されている。

なぜ、いま、「火の鳥」なのか? プロデューサーを務めた田中栄子と、主役・ロミの声を演じた宮沢りえ(50)に話を聞いた。

「それは、私が作りたかったからです」 田中が答えて笑う。

「エデンの花」を作ったSTUDIO4℃の社長でもある。 
スタジオジブリで「となりのトトロ」(昭和63年)、「魔女の宅急便」(平成元年)の制作責任者を務めた田中が設立したアニメ制作会社だ。
「海獣の子供」(令和元年)や「えんとつ町のプペル」(2年)など話題作を相次ぎ手掛けている。

だが、手塚漫画、中でも生命や宇宙の真理を追究する「火の鳥」の映画化には疑問の声が多かったという。
作風が、勝利や友情、バトルを描いて感涙にむせぶ最近のアニメのトレンドから外れているからだ。

だから、田中は「私が作りたいから」で企画を押し通したが
、「いま海外からも高く評価されているアニメにすることで、日本が誇るべき手塚漫画を再び世界に伝えたい」が本音だ。

7年がかりで完成させた「エデンの花」は、地球から逃亡した主人公の女性、ロミが数奇な運命をたどり地球への望郷の念にかられるSFだ。
原作には手塚らしい、人間の愚かしさに向ける厳しい視線もある。
が、田中は映画化に際し、「4℃のアニメは全部前向き」と米ハリウッドの名画「風と共に去りぬ」をイメージし、希望を託すアレンジを施した。(後略)
https://www.sankei.com/article/20231104-CEWDIYWGYFMRVDR3RCCYEB4SMQ/