>>254
>>洋上勤務の快適性
居住スペースや3段ベッドなどの設備という点だけ見れば実際に完成したFFMの居住区は、
居住性向上に配慮された「あぶくま」型DEから後退して、ゆき、きりレベルに戻ったように見える。
FFM完成前は乗員数が減った分だけ余裕ができるだとか、ボックス型2段ベッドになる説もあったけど、そうはならなかった。
その理由を推察すると
・船体後部のソーナーやUSX収容設備、大出力ディーゼル機関の防音に艦内スペースを費やした。

・建造コスト低減

・曹士へのアンケートの結果、2段ベッドの要望がさほどでも無かった(どうせ寝るだけ)

・クルー制にするから多少の窮屈は割り切ってもらう。アデン湾派遣など海外長期展開時には
 輸送機で交代クルーを送り込む。

などが考えられる。ただ、FFMでは造水能力が、ゆきクラスの日あたり25トンに対して40トンに向上
しており、風呂は真水オンリー(補助ボイラー式を廃止したので機構上、海水風呂にできない)で、おそらく
洗濯も全乗員が全自動洗濯機が使えるようになってるので、この点は楽になってると思う。
哨戒艦ではどうなるだろうかね