ところで太平洋戦争では実現しなかった戦艦同士の全力決戦について

戦前の帝国海軍の考えとしては、三万メートル付近での観測機利用による昼間砲戦なら”十斉射もすれば勝負が決まる”というもの

この距離での命中率は平均10%くらいだから十斉射でだいたい10発ほどの命中弾が得られる
それだけ当たれば敵戦艦は沈没または大破となり戦闘能力を喪失する

敵戦艦1隻を仕留めるための所要時間は7〜10分で搭載弾量の約一割を消費するという想定
 水上観測機飛行長談

日本戦艦10隻が各艦ごとに米戦艦1〜2隻を撃沈撃破すればそれで戦艦部隊の仕事は終了となる予定

日露戦争の頃と違い命中率が段違いに向上しているため短時間で決まるのが特徴