上に戦艦扶桑の命中率の話しが出てるが、大和と比べるとどうか? 両方に乗った艦長の話しについて、同じく過去スレから

(大和型戦艦)「これは技術の粋を集めた、実に驚くべきものであった。私も扶桑艦長の後に武蔵艦長を
約六ヶ月勤め・・・ときどき環礁内で主砲射撃の訓練を行った。

 その射撃術の進歩、砲力の偉大なのは自分も驚かされた。何しろ、四万メートル前後から
射撃は開始され、どんどん命中し、敵の「マスト」が水平線に現れてくる頃には、
勝負が付いてしまおうというのだから驚いたものだ。

 方向距離は飛行機で測定し、北辰電機で作った精度の良いジャイロ・コンパスを利用し、
しかも、一番艦武蔵の発令所から二番艦大和の射撃も同時に指揮し、二艦の一斉射撃まで
訓練していたのである。」

元扶桑・武蔵艦長 古村啓蔵 海軍少将

三万メートルがやっとの古い戦艦扶桑に比べ大和は段違い。四万メートル級の射撃を普通に実施できた