>>765
いつものことだが、「帝国海軍の考えた潜水艦輸送はスゲーから、海軍が陸軍に教えてやってマルユを作らせたくらい」
とかなんとか勝手にストーリーをまず作って、それを補強するための断片情報を手当たり次第に集めてくるからおかしくなる

実際は、海軍に内緒で潜水艦作れと陸軍内部で号令がかかり、タイ向け輸出艦の図面だけをどこかで手に入れて模倣したとか、珊瑚採取用のホランド式みたいな潜水艇を手本にしたとか諸説あるようだが、案の定どうにもならなくなり最後に海軍に泣きついたのが実情
排泄物をバキュームで排出する仕掛も作れずに艦内のドラム缶に垂れ流していたという愉快な逸話もある

このエピソードは帝国陸海軍の非効率性を語るときに典型的に持ち出されるエピソードで、アゲたいときには禁句がお約束なのに知らないのかね

潜水艦輸送を持ち上げたいなら、なぜソ連のプロジェクト621や748の話をしない?
40年台の621はともかく原潜になっても748みたいなトンデモ艦を作りたい誘惑に駆られるものだ
もっと言えば、SLBM搭載艦だったオハイオ級はいまはコマンド60名以上搭載する輸送機能を持つに至った
日本の潜水艦輸送は現代アメリカもマネしてるスゲーアイディアだったとイキれば良いのに

https://i.imgur.com/mMYKejx.jpeg

https://i.imgur.com/uyOzbjI.jpeg

もっとも潜水艦をコマンド輸送艦にするのは42年8月、アーゴノートとノーチラスが海兵隊員200名以上を輸送してマキン奇襲をしてるから、やはりアメリカが先かもしれんがな