>>92
檣楼施設標準は昭和11年度からで、比叡と大和型に適用された。
それ以前の戦艦のは大正12年4月の「砲戦指揮草案」に基づいて設計されてる。

これは高さの決まりはなく、最上部から順に何を設置すべきかの基準を示したもの。具体的には
最上部に主砲射撃所(方位盤)そこから順に主砲指揮所、副砲指揮所、上部見張り所、主・副側的所、照射指揮所、
戦闘艦橋、前部探照灯、下部見張り所、羅針艦橋といった風。

しかし実際には長門型以外では測距儀が一番高所に置かるなど、これを基準としつつも、それぞれの艦の実態に合わせた改装設計になった。