今日の大石せんせい
「この数日、盛んに言われていることですが、シンゴジは、徹底して上から目線のドラマでした。
ゴジラに踏みつけられる民衆はどうでも良い。監督はたぶんそれを意識したのだろうけれど、
本作は、徹底して下から目線の脚本で、そもそも「官」はいっさい出ない。
戦うのは海軍崩れの復員兵のみ。後半付近から出てくる、あの恰幅の良い役者さんは誰よ!
と一生懸命ググった。田中美央、頭が真っ白になるほどのすげぇ存在感!
何?この人状態だった。後半、あの人だけで持っていた。
クリエーターの端くれとして、業種は違えど満点を点けるのはプライドが傷つく。
脚本で言うなら、田中美央が演説してクルーを募っている場面、あそこの台詞のやりとりは、
もう少し練れたと思う。もう少しエモーショナルに演出すべきだった。
けれど、シンゴジを80点とするなら、この作品には95点かそれ以上を与えられる。」

確かに雪風の艦長は異常にキャラが立っていた
水野晴郎ぐらい立っていた
堀田艦長のモデルは寺内正道だろう