11/08 TBS報道1930

<渡部悦和>
・まずザルジニー発言だが、ウクライナの軍総司令官がエコノミスト誌に喋る内容、あと小論文も有るが
・全部読んだが、ビックリした
・実際の戦争中の軍総司令官がこの内容を発表して何を目的だったのかと
・もし防衛省自衛隊であったなら、即更迭される
・なぜかと云うとザルジニーの話してる内容は「本質」
・本質をついた内容をずっと語っていて、我々から見てなるほどなという点がたくさんある
・ところが、これを知った部下たちが何を思うか
・機動戦やろうとして上手く行かないと、で陣地戦になったと
・陣地戦になったらロシア側が有利になるとハッキリ言っている
・第一線の兵士たちはもう陣地戦やってるわけで、兵士たちは「ロシアが有利なのか」と
・ザルジニーの内容は暗い、希望がない
・つまりこの内容は話すべきではなかったと思う
・またザルジニーのエコノミスト誌のこれはゼレンスキーと密接に連携してやってるようには見えない

<小泉悠>
・ザルジニーがなぜエコノミスト誌に出したのか、よくわからない
・渡部が指摘したように非常に暗い内容
・戦争中の軍隊の制服組トップの発言で「手も足も出ない」とは言わないが
・でも非常に苦しい状況であると
・このまま行くと、遅かれ早かれ戦う兵士がいなくなってしまうと
・これを打破なしなければいけないとう強い問題意識は滲んでくる
・ザルジニーの現状認識は明瞭
・「我々はこれだけ苦しい」と西側の有力紙に捨て身で言ってみたと
・ウクライナ兵士が「我々は望みのない戦いをやってる」と思いかねない内容
・そのリスクを覚悟しても云うしかないと思ったのか