ロシア、イスラエル閣僚の原爆投下も「選択肢」発言を批判
https://www.afpbb.com/articles/-/3490606

ロシアは9日、イスラエルのアミハイ・エリヤフ(Amichay Eliyahu)エルサレム問題・遺産相が
パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)への原子爆弾の投下を「一つの選択肢」と発言したことについて、
「全く容認できない」と批判した。

(略)

 ロシア外務省のマリア・ザハロワ(Maria Zakharova)報道官はエリヤフ氏の発言について、
「挑発的で、全く容認できない」
「ガザ地区の全住民が核兵器で脅されていることを示唆するものだ。ジェノサイド(集団殺害)の脅しなのか」と批判した。

イスラエルの核兵器保有は公然の事実だが、
公式に認めたことはない。

ザハロワ氏は
「これらの発言は、イスラエルが核兵器を保有していることを明確に裏付けるだけでなく、
完全に不適切な状況下での使用を真剣に検討する素地があることを示している」と指摘した。

ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は、
ハマスとの一連の衝突におけるイスラエルの行為を批判している。