H3・2号機、年度内打ち上げへ 1号機失敗の対策めど JAXA
時事通信 11/17(金) 16:28配信

宇宙航空研究開発機構(JAXA)の山川宏理事長は17日の定例記者会見で、今年3月に打ち上げに失敗したH3ロケットについて、
年度内に2号機を打ち上げる方針を明らかにした。

H3・1号機は3月7日、地球観測衛星「だいち3号」を搭載し、鹿児島県・種子島宇宙センターから打ち上げられたが、第2段エンジンの
電気系統でショートが生じ、着火せずに失敗した。

JAXAは原因究明に向けた調査と再発防止策の策定を進め、10月には報告書を取りまとめるとともに、2号機の早期打ち上げに
向けた準備も継続。
2号機に用いる第1段エンジンの燃焼試験が終わるなど、打ち上げ再開にめどが付いたとした。

2号機は当初、「だいち4号」を搭載する計画だったが、1号機の失敗を受けて実用衛星は搭載せず、飛行データの取得装置を載せる。
また、無償で小型衛星を載せ、相乗り機会を提供する。

山川理事長は「確実な打ち上げに向けてかなり進捗(しんちょく)したということで、年度内の打ち上げを目指すことにした」と話した。 
https://news.yahoo.co.jp/articles/8c32a77d4c9842a62a107d7b5e2b97c3b425ff2c

今度しくじると日本の宇宙開発は当初計画から軽く10年の遅延を強いられ、宇宙大国の座も怪しくなるのだから、絶対成功して欲しいもんだ。