仏独西FCASの開発自体はあんまり順調ではないらしい
実証機自体も開発が遅れて予定より2年遅れ確定なんだとか
エンジンもM88を弄くってるレベルで、次世代エンジンのプロトタイプなんかはずっと先
英仏共に古いエンジンで実証機制作の方を重視して、エンジン開発が後手に回ってしまっている
ドイツが不満にもつのも、フランスが設計の主導権を主張する割に技術開発の準備がそれほどでもない苛立ちがあると思われる
マスコミ受けして派手な実証機を優先して、肝心なエンジンとか後手回ったのは英仏とも同じパターン

イギリスが間違ったのは、イタリアの軍当局高官や技術者達に日本の次期戦闘機の開発状況や技術水準を見せる場を与えてしまったこと
来日イギリス使節団にイタリアの御一行も同行したので、イタリアは日英の技術水準や進捗状況を詳細に比較できる情報を持ってしまった
いくらFCAS(テンペスト)に不信感を持ったとしても、日本とは大して付き合いがなく、実態不明の日本の次期戦闘機に乗り換えようとは思わない
イタリア軍高官や技術者の評価が高かったから、イタリア政府も日本の次期戦闘機に乗ることを考えるようなった