海軍水雷史を読まない奴ら(または自演別人格ども)が、酸素魚雷の発射手順について93式と95式さえ混同して好き勝手なことを言ってる

酸素魚雷は、支燃剤が純酸素の状態で機関に点火すると爆発するので、空気で始動してから酸素濃度を高めつつ純酸素の駛走に持っていく
この順序は93式も95式も同じで、95式が発射管内で機関発動することはない(水雷史762ページに明記)
この時点で本を読んでない奴のイチャモンは終わっている

また93式と95式では空気と酸素の供給時間差のつけ方が違うが、本を読まない奴は整理できてない
93式は、空気と酸素のタンク圧力に差を設けておき、空気タンクが減圧すると酸素タンクからの供給がはじまる
95式は、酸素起動弁を「啓開」したあと、機関回転数に連動した歯車機構により徐々に酸素起動弁が自動で開いていき酸素濃度を高める
啓開を自動化する以前は、水雷室で手動で酸素起動弁を啓開していた

「手動で起動弁を啓開したのなら発射管内で魚雷のスクリューが回るんじゃないの」という初心者的疑問は、上に書いた通り発射管内で機関は発動しないからウソ
素朴な疑問が出てきちゃうのは「啓開」というのを全開と勝手に解釈してる浅知恵からきている

本を読めば、95式魚雷の酸素タンクの弁は、あくまでも「起動弁」であって始動空気タンクのような「開閉弁」ではないことが分かる(33ページ)

また啓開というのは「辞書を引くと開くという意味だた」とアホが書いてたが、開か閉かのバルブを開にするのではない
流量可変の弁を最初に開くということなので、起動時には微量の酸素しか通さない開閉弁の作動を開始するということ
水雷史が明記している通り発射管内の機関発動はないので、起動弁を啓開した段階では機関を回転させるだけの酸素は当然流れず、弁の密閉封鎖を解除する意味しかない

こういうことを書くと、汚水のようなアホレスを自演IDも駆使して浴びせてくるのは目に見えているが、水雷史も読まない感想は一切無意味