中国とウクライナの関係
旧ソ連崩壊後の1992年1月4日に国交を樹立
 以来、中国とウクライナは親密度を増し、国交樹立30周年の節目に当たる2022年1月4日には、習近平はウクライナのゼレンスキー大統領に祝電を交換している。
 2021年8月18日に中国商務省が発表した「中国はウクライナ最大の貿易国を保ち続けている」や中国国家統計局あるいは駐中国ウクライナ大使館などが発表したデータなどに基づけば、2021年の中国の対ウクライナ輸出額は前年比36.8%の増で、輸入額25.2%増と、いずれも20%を超える伸びを示し、輸出、輸入ともに過去最高になった。また2020年の両国間の貿易額は国交正常化後30年で60倍に増えている。
 中国のネットには「中国とウクライナの軍事協力を暴く:大量のウクライナの専門家がありったけの知識を授けるために中国にやってきた」という、2014年3月12日付の情報が残っている。(続く)