>>340
ここニ三年のノーベル平和賞や経済学賞の受賞者をみても思うのだが、西側は「民主主義国家は侵略戦争をしない」と言いたいようなんだ。「権威主義国家は侵略戦争をすぐ始める」と言い切った経済学者が受賞するほどに。
しかし、現実には18世紀から21世紀にかけて、最も多く他国に攻め込み、最も多くの民間人を殺してきたのは間違いなく英米なんだよ。英米の歴史家でも否定できないレベルで。
「自分たちこそが悪ではないのか」と自省する姿勢を持てることが、民主主義、自由主義の価値であって、「〇〇はならず者だ」と脳死で言い切り、相手を倒すことこそが世界に平和をもたらす云々という思考法は、最も民主主義的な理念から遠い姿勢なんだ。
民主主義国家は侵略戦争をしない、権威主義国家を弱体化させることこそが正義などと思っているのは、カルト的原理主義に過ぎない。