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西側の半導体技術が急激に進歩したのは電卓戦争のおかげ

No.30 日本のエレクトロニクスを支えた技術 「電卓」第3回
https://www.icom.co.jp/personal/beacon/electronics/768/
シャープの「QT-8D」の大ヒットが電卓のLSI化に拍車

シャープ「QT-8D」の大ヒットが、電卓のLSI化に拍車をかけることになった。
ライバルメーカー各社は一斉にLSI化の研究を開始、シャープに続けと熾烈な開発競争が始まった。
そして究極は、1971年にオムロンが1個のLSIだけで可能としたワンチップ電卓「オムロン800」まで行き着く。

価格も49,000円と大幅な低価格化を実現し、企業や商店が業務用として使う電卓から、
個人が購入して使うパーソナル電卓が誕生したといえる。
だが、軍需用や宇宙開発用であったLSIを民生品に使うという新しい半導体市場を形成したのもシャープの大きな功績である。

ビジコン社とINTEL社が電卓用のLSIチップを共同開発

その後、ビジコン社は電卓用のLSIチップの開発においてINTEL社と契約を結び、LSIを共同開発することになった。
1971年3月、電卓用のLSI「Intel 4004」の開発に成功する。そしてビジコン社は1971年10月に「Intel 4004」を搭載した電卓「141PF」を発売した。
「Intel 4004」は、マイクロプロセッサを搭載しているためROMによるプログラムの追加だけで新しい機能を付加することができた。