ウクライナ東部、大失敗の苦悩 - Le Point (仏週刊誌)
数で勝るロシア軍を前に、ウクライナ軍は兵員も武器も弾薬も不足している。士気はかつてないほど低下している。

冬が始まった東部戦線では、ウクライナ軍が疲労と武器不足に苦しんでいる。数的優位を利用して、ロシア軍は戦線をじりじりと削っている。状況は、戦争初期と同様に危機的である。

戦争の激しさは、装備に厳しい試練を与えていた。必要な兵站の規模や装備の消耗は過小評価されていた。「一発一発が銃の内部をヤスリで削っていった」とオレフは説明する。「ハリコフ地方を解放するために使用したアメリカ軍のHIMARSやドイツ軍の榴弾砲は消耗しています。修理が必要だ」

マイキータ少佐の指揮下にあった500人の兵士のうち、前線に残っていたのはわずか18人だった。「夏の終わりから140人以上の兵士を死傷で失った。80人ほどが武器や装備を捨てて脱走した。さらに40人を反乱罪で刑務所に送った。残りは砲兵、将校、兵站担当の兵士たちだ。もう一人の司令官サシャは、ハシシ【注:大麻】で悲しみを紛らわす: "もうここで何をしているのか分かりませんが、それでもやり続けています。"

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