>>124
その記事の結論は「現状は変わらない」だな

長期化をにらむタカ派
一方、ロシア国内には、いかなる犠牲を払ってでも勝利を手にすべきだと主張するタカ派もいる。たとえば、プーチン大統領の信奉者として知られるドミトリー・メドヴェージェフ元大統領は5月末のベトナム滞在中に、ウクライナ侵攻は数十年にわたって長期化する可能性があると述べている。

停戦と戦闘を繰り返す?
ロイター通信によれば、メドヴェージェフ元大統領は「この紛争はおそらく数十年単位で長期化するだろう。あのような政権が(ウクライナに)存在する限り、3年間停戦しては2年間戦闘を行うといった状況が繰り返されるはずだ」とコメント。

メドヴェージェフ元大統領に同調する人々
しかも、このような過激な主張を行っているのはメドヴェージェフ元大統領だけではない。ブルームバーグによれば、プーチン派で非常に熱心なロシア正教徒として知られる実業家のコンスタンティン・マロフィエフも、ロシアはいずれ戦場で有利に立つことができるのだから停戦合意に署名すべきではないと考えているようだ。

半年以内にロシアが有利に?
マロフィエフは「半年以内には弾薬と砲弾の生産量で優位に立ち、攻勢に出る準備が整うはずだ」とし、ウクライナで戦う志願兵のために私費を投じている。

現状が変わることはない
ロシアにおけるエリート層の立場はさまざまであり、長期化する戦争にうんざりする人々が増えている可能性は低くない。しかし、プーチン派は強固に権力を掌握しており、エリートたちの不満によって現状が変わるとは考え難い。