ウクライナの損害が、ウクライナ政府発表よりはるかに多い説は開戦当初からあって、西側メディアも慎重にニュースにしてきた。
1) 士官レベルがとっくに全員戦死したので中隊長は繰り上げ卒業の士官学校3年生(21歳)、しかし中隊は大損害で撤退中(トラックの2-3台の荷台に分乗する人数だけ)
2) バフムートでは、新兵が初日で大半戦死(4時間で半数戦死)
とかは印象的なニュースでした。
西側の高官がプレスに対して、40万戦死とか応えた事例はタマにありましたが、そのたびにウクライナ大統領府が激怒して「ウクライナ軍の損害は10万以下、ロシア軍は40万戦死」のニュースが大量に展開されてきた (Google検索ではウクライナ軍大損害のニュースはほぼ出てこないように情報希釈が巧妙にされている)
今回は、その2年近く続いた疑問に、ウクライナ元検事総長がABCニュースの取材に答えてしまった。前後して「ウクライナ軍は前線で負けている、戦争に負けるかも、停戦した方が得」の記事が欧米で大量に出てきた。