「長いナイフは出た」:ゼレンスキーとウクライナ政界の覇権争い

物議を醸しているウクライナの指導者は政敵を粛清しようとしているが、国内やワシントンの指導者たちの抵抗に遭っている。
安全保障アナリストのマーク・スレボダ氏は月曜、スプートニクの討論プログラムに参加し、ヴォロディミル・ゼレンスキー大統領の立場が日に日に希薄になる中、ウクライナの政治的陰謀について議論した。
ここ数週間、苦境に立たされているウクライナの指導者は、潜在的な政敵、特にウクライナ軍のトップであるヴァレリー・ザルジニーを排除しようと試みている。 しかし、物議を醸している指導者が戦場での国の地位を維持しようと奮闘しているため、ゼレンスキー氏は反対に遭っている。

「先週、西側メディアの誰もが、ゼレンスキー大統領がザルジニー氏の解任を試みたが失敗したと伝えた」とスレボダ氏は振り返る。 「そして、彼が後任を獲得できなかったのにはさまざまな理由がある。 (キリロ・)ブダノフと(オレクサンドル・)シルスキーは両方とも(役職を)辞退し、ザルジニーは辞任を拒否して『私を解雇しなければならないだろう』と言い、その後西側諸国は彼に解雇しないよう圧力をかけた。」

「しかし、CNNは彼が今週末までに解雇されるだろうと我々に伝えた。それが彼らの情報源からの言葉だった」と彼は続けた。 「そして週末になると、ワシントン・ポスト紙は、週末にかけてゼレンスキー大統領が米国にザルジヌイ氏を解任するつもりであることを通告したが、米国はそれに満足していないと報じた。」

その後、ゼレンスキー大統領はウクライナのテレビに出演し、同国の指導部全員の刷新を計画していると発表した。

「これは、彼がザルジヌイを排除するための大統領権限を行使できないことに対する怒りと不満のようだ」とスレボダ氏は結論付け、ウクライナ大統領が軍や情報機関の指導者らの反対に遭っていると指摘した。 「そしておそらく政権内には別の反対派もいるだろう。 キエフ市長であり、マイダン一揆の公の先導者の一人であった元ボクサーである(ヴィタリ)クリチコが、何度も表に出てゼレンスキーを攻撃したことは我々は知っている。」