>>70
ボグダンさんは、ウクライナ人でウクライナのために尽くしている。彼の語る戦況や外交はやロシアの動きは、ウクライナ側の視点と主張である。

でも、それはそれでいいんじゃないだろうか。彼はウクライナ人だから。

ただ、彼がウクライナの現状をチラッと語る時には、事実を素直にしゃべったりする。日本のメディアよりましである。

例えば彼は、ウクライナの汚職のまん延や、街角で拘束して戦場に送るような動員のことや、ウクライナのテレビは24時間ずっと大本営発表だけであるとかなど、は特に隠さずにしゃべったりする。

記憶に残ったのは、もしウクライナが勝ったら、東部のロシア系は難民になってロシアに行くしかないだろうと言っていためことである。誰しもそう思っているはず、だけど日本のメディアは触れないことの一つだ。無住の地には西部のウクライナ人が移民するのでしょうね。西部の民族主義者のように、皆○○にしろ、なんて言うことを許さない理性がボグダンさんにはある。

考えて見れば、2014年頃は、ウクライナ西部の小学校では「分離主義者(東部のロシア系住民)を○○せ」と子どもたちが、唱和して教育されていた。BBCのインタビュー(当時は英国のメディアは中立だった)で、東部のロシア系の家庭の主婦が「恐怖はあるが、土地や家を捨てる気はない」と答えていた。そういう時代であった。

今の状況では、東部の住民は難民にならずにすみそうである。しかし、そんなことやり、この戦争が第三次世界大戦や核戦争にならないようにするのが、一番大事だ。