第2、第3の防衛ラインの欠如がウクライナ軍の敗因


“アウディーイウカ方面では準備された第1防衛ラインが用意されていたものの、
敵に押し切られて後退した線路の西側地域には準備が整った第2防衛ラインが存在しない。
これを構築する時間は十分過ぎるほどあったので、恐らく『軍の指導者』の中にアウディーイウカが包囲されると予見したものは1人もいなかったのだろう。
適切な陣地の欠如は今に始まったことではなく、セベロドネツク、リシチャンシク、バフムートでも問題になっていた”

“アウディーイウカの側面を保護する『第2防衛ライン』や『第3防衛ライン』が用意されていないにも関わらず、
ウクライナ軍は『街は十分要塞化されている』『この街を1年半に渡って防衛してきた第110機械化旅団は当該地域のことを熟知している』と主張している”