ロシアンソース(インサイダー系)

AWACS А-50の撃墜：詳細と乗組員リスト

2024年2月23日午後7時50分頃、 クラスノダール準州上空で、機体番号42、登録番号RF-50610、アフトゥビンスク飛行場所属のAWACS A-50が撃墜されました。

多くの詳細は他のTGチャンネルで紹介されていますので、ここでは割愛します。

ウクライナ側の発表によると、A-50はS-200 SAMのミサイルで撃墜されたとのことですが、これは正確ではありません。 より正確には、「A-50はS-200 SAMのミサイルを使って撃墜された」と言えます。

事の顛末は以下の通りです。

AWACS A-50はSu-35を護衛していました。両機は敵ミサイルの接近を警告されていました。ロストフ州タガンログ市近郊の防空部隊が迎撃を開始しました。
S-200から2発のミサイルが発射されました。1発目は敵ミサイルを撃墜し、AWACS A-50への脅威は排除されました。
しかし、タガンログから発射された2発目のミサイルに問題が発生しました。
敵味方識別装置が誤作動し、AWACS A-50が防空ミサイルの標的となりました。結果はご承知の通りです。乗組員は以下の通りです。

ボロビコフ・ヴァレリー少佐（ 司令官）
ルリュク・アレクサンドル少佐（ 航海士）
チャンツェフ・ミハイル少佐
ワシリエフ・セルゲイ大尉
プロヴァロフ・アレクサンドル上級少尉
フルリョフ・ドミトリー准尉
ベロフ、テルマノフ、ソルダトキン、フェドソフ各士官もこの機体に所属していましたが、事故発生時に搭乗していたかどうかは不明です。
非常に皮肉な結果です。 再び貴重な機体が失われ、超優秀な専門家たちが命を落としました。

そして、撃墜されたパイロットたちの代わりに、アゾフ海で任務に就く新しいA-50の乗組員たちは、敵よりも味方のほうが怖いと感じていることでしょう。

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