ゼレンスキー氏がサウジ訪問、和平案など協議
2024年2月28日午前 5:15 GMT+9
https://jp.reuters.com/world/ukraine/NGJFFWAIRBKZJKVIE4SXYFMEVI-2024-02-27/

ウクライナのゼレンスキー大統領は27日、サウジアラビアを訪問し、ムハンマド皇太子と会談した。ロシアによる全面侵攻が3年目に入る中、自らが提案するロシアとの和平案などについて協議した。

サウジアラビア国営通信によると、ムハンマド皇太子は会談で「ウクライナとロシアの危機を解決し、和平を実現し、人道的影響を緩和することを目的とした全ての国際的な取り組みに対する支持を確認した」と述べた。

ゼレンスキー大統領は、ロシアによる侵攻を終わらせるために自らが提唱している和平案の枠組みのほか、捕虜交換などが主要議題だと対話アプリ「テレグラム」に投稿した。

ウクライナは和平案について協議するため、今春にスイスで国際会議を開催することを希望。ゼレンスキー氏は声明で「第1回目の和平サミット開催の実現にかなり近づいている。サウジアラビアの支持を引き続き期待している」と述べた。