アウディイウカ方面 : 2024年2月29日9時現在のオルロフカ解放状況

・ロシア軍はオルロフカ北郊外の掃討を完了し、村は夜になるとロシア軍の完全な支配下に入った。ウクライナ軍の残存部隊はウマンスキーの方向に後退した。

・撤退中、ロシア軍だけでなくウクライナ軍の大砲もウクライナ軍部隊を攻撃した。どうやら、敵軍司令部は、ロシア軍の前進ペースを遅らせ、新たな防衛線を準備する時間を稼ぐためだけに、同士討ちを犠牲にしてでも集中砲火を起こそうとしているようだ。

・ロシア軍によるトネンキとベルディヒの占領を背景に、その地域には2つの小さな「半釜」が事実上形成され、そこに退去する時間がなかったウクライナ軍部隊のメンバーが閉じ込められた。現在、彼らは火災に見舞われています。

・ここ数日の出来事は、ドゥルナヤ川東岸に新たな防衛線を構築しようとするウクライナ軍司令部の試みが失敗に終わったことを明確に示している。

・しかし、ロシア軍の勢いが緩む可能性は低い。ウクライナ軍の部隊が後退を続ける中、特に昨日のベルディヒの解放を考慮すると、今が理想的な瞬間だ。現在の配置により、ドゥルナヤ川の西岸に到達することが可能となり、セミョーノフカとその西側のウクライナ軍の陣地が脅かされることになる。

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